[画像付きで解説]Shopifyでデジタルコンテンツを販売しよう

こんな方におすすめ

Shopifyでデジタルコンテンツを販売したい方
Shopifyアプリ「Digital Downloads」の使い方を知りたい方
ファイルだけでなく、リンクなども販売したい方

ポイント

AGATA CODEではこちらのアプリのカスタマイズ代行サービスを行なっております。お見積もり、ご相談は無料ですのでお気軽にご連絡ください。

デジタルコンテンツとは？

デジタルコンテンツは形のない商品を指します。例えば、画像や動画、PDFファイル、リンクなどがそれに当たります。
デジタルコンテンツの販売は通常の商品の販売と違い、発送などが必要ありません。そのため、専用のアプリをインストールして、デジタルコンテンツを販売する必要があります。その専用アプリが、今回紹介するDigital Downloadsです

デジタルコンテンツを販売するメリット

自走する収入源となる

デジタルコンテンツは一度作成してしまうと、こちらの方で梱包や発送などしなくても自動で売ることができます。
お店をいろんな人に知ってもらうにつれて、「何もしなくても収入が増える」という状態が作りやすくなります。

価格を抑えることができる

アナログの商品だと、配送費や材料費、印刷代など様々な料金がかかってしまい、結果的に値段が高くなりがちです。
一方デジタルコンテンツでは、これらの費用は全くかからないので値段を抑え、より多くのお客様に買ってもらうことができます。

機会損失が発生しない

機会損失とは「本来なら買ってくれるはずだったのに、在庫がなくて買ってくれなかった」のような状態です。

在庫を必要としないデジタルコンテンツではそのような心配はありません。

Digital Downloadsとは

「Digital Downloads」はShopifyが提供している、デジタルコンテンツを販売する機能が付けられる無料のアプリです。

料金

プランなどはなく、完全無料で利用できるため、安心して利用できます。

使い方

アプリのインストール

まずはアプリのインストールをします。

apps.shopify.com

Sell digital files like e-books, art, graphics and more.| Shopify アプリストア

https://apps.shopify.com/digital-downloads?locale=ja

下記記事にアプリのインストール方法をまとめてあるので参考にしてみてください。

: Here’s to a Great 2015

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アプリをインストールするとこのような画面に移動します。

商品設定

それでは早速デジタル商品を作成していきましょう。

まずは通常通り、商品を作成してください。

在庫は無制限で、配送は必要ないので、それぞれのチェックを外しておきます。

作成後、その他の操作をクリックするとアプリのアイコンが出てきますので、そちらをクリックします。

このような画面が出てきますのでUPLOAD FILEをクリックし、販売したいファイルを選択します。

これで商品の設定は完了です！

ダウンロードメール設定

続いて購入時に送られる、ダウンロードリンクがついたメールの編集をしていきましょう。

アプリのSettingsを押すとこのような画面に移動します。

①Attachment updatedはファイルを更新したときに送られるメールです。
②Downloads readyは購入した際に送られるメールです。
その下のチェックボックスは、購入完了画面でダウンロードボタンを表示するかを表しています。

それではAttachment updatedから編集していきましょう。
最初はこのようになっています。これを日本語に書き換えていきます。

 html
"{{attachments[0].product_name}}"　のファイルを更新しました

 html
{{customer.last_name}} {{customer.first_name}}様
{{customer.last_name}}様が{{ shop.name }}で購入した商品が更新されましたので、最新のものをお送りします。
{% for attachment in attachments %}
{{ attachment.product_name }}
{{ attachment.name }}
ダウンロードリンク: {{ attachment.shop_url }}
{% endfor %}
以上となります。
{{ shop.name }}

編集が完了したらSaveを押して保存します。

続いてDownloads readyの文言も編集していきます。

 html
ご購入ありがとうございます
{{customer.last_name}} {{customer.first_name}}さま
ご購入ありがとうございます。購入された商品のダウンロードリンクをお送りします。
{% for attachment in attachments %}{{ attachment.product_name }}{{ attachment.name }}ダウンロードリンク： {{ attachment.shop_url }}{% endfor %}
以上となります。
{{ shop.name }}

これでメール設定は完了です。

動作の確認

それではしっかりダウンロードができるか、テストをしてみましょう。
今回はShopifyのテスト販売を利用します。

購入するとこのような画面が表示されました。
ダウンロードボタンが表示されていますね。

メールも送られました。

画像をアップデートしてみます。
こちらのchangeより変更ができます。

アップロードが完了すると、メールが送られてきました。

URLを販売しよう

画像などのファイル以外に、URLを販売したい時があると思います。
例えば講演会のzoomリンク、アンケートのGoogleフォームなどといったものです。

それでは設定していきましょう。

まずは先程と同じように商品を作成します。

続いて、ファイルをアップロードします。
ファイルをアップロードしないと商品として認められないため、必ずアップロードしてください。

ポイント

こちらでアップロードしたファイルはダウンロードできないようにするので、どんなものでも構いません。

続いて、ファイルをダウンロードさせないために、購入画面でのダウンロードリンクの表示をやめます。

続いて、購入時に送られるメールの変更です。
プログラミングの知識が必要となるため、ここが1番大変です。

仕組みとしては、「通常のデジタルコンテンツ」と「リンクを送りたい商品」を分けます。

 html
{{customer.last_name}} {{customer.first_name}}さま
ご購入ありがとうございます。購入された商品のダウンロードリンクをお送りします。{% for attachment in attachments %}{% if attachment.product_name contains 'zoom'%}7/1に行われるzoomのリンクはこちらになります。https://www.google.com/?hl=en{% else %}{{ attachment.product_name }}{{ attachment.name }}ダウンロードリンク： {{ attachment.shop_url }}{% endif %}{% endfor %}
以上となります。
{{ shop.name }}

{% if attachment.product_name contains 'zoom'%}の部分で、もしzoomという文字列がある商品だったら、という風に条件分岐しています。

これでzoomという文字が含まれている商品のみ、リンクが送られます。
試しに購入してみましょう。